冷蔵保存4日目の刺身を食べてみた
真空パックにして冷蔵庫に保存、4日目の生魚を刺身にして食べてみます。真空パックの成り行きは過去のブログで。
熟成サワラ
炙りで食べます
真空パックで4日目のサワラ。冷凍庫ではなく、冷蔵庫で保存したものです。見た目は普通ですね。売り物みたいです。

パックから取り出した切り身は水分が出ているので、キッチンペーパーで拭きとります。しっかり拭き取った方が匂いが軽減されます。といっても、そんなに匂いは気になりませんでしたけど・・。

早く傷んで匂いが出るのが血合いなので、念のため、血合いは取り除きます。あまり匂いが気にならなかったため、適当にざっくり取り除いています。

以前のブログでも紹介した通り、私は切ってから炙る派です。炙ってから切ると皮がキレイに切れない(身から取れてしまう)のが理由です。炙って冷蔵庫で冷やしてから切るとうまく切れるようですが私はすぐに食べたいので、切る!⇒炙る!⇒食べる!、の手順で進めます!

このままでもおいしそうですけどね。炙るとさらに美味しいのです。

どうでしょうか。かなりおいしそうです。身がドス黒い変な色をしていないので、4日目にしても食べれる気しかしません。

色はササミのタタキみたいですね。醤油で頂きます。結果は・・・
超絶美味です!
臭さなど一切ありません。熟成魚なので、かなり旨味があります。ただし、日数が経つにつれ歯ごたえはなくなっていきます。味も食感も変わっていくので、もはや何の魚か分からなくなりますが、おいしいことだけは分かります。
以前はキッチンペーパーとラップを巻いて冷蔵庫で保存していましたが、真空パックの方が傷むスピードが遅くなるように感じます。
サワラはまだ余っているので、後日、さらに超熟成魚をレポートします!
熟成タチウオ
こちらも炙りで食べます
サワラと同じく、真空パックで4日目のタチウオ。見た目に変化はなさそうです。

写真にはありませんが、キッチンペーパーで水分をふき取ってから切ります。タチウオも水分は出ます。
※下の写真にある表面の模様は、真空バッグの模様でできた痕です。


炙った後はかなりおいしいです!
タチウオはもともと匂いがしなかったので、4日目でも匂いはしませんでした。
食感は、釣りたてよりも柔らかくなっている印象。釣りたての噛み応えがある方が、旨味が感じされるかもしません。食べてる~って感じ。でも、これは好みだと思います。
熟成されているので、実際の旨味は4日目の方があるのではと思います。今回は醤油で頂きました。
4日のサワラとタチウオ
サワラと太刀魚は炙りに合う魚
サワラもタチウオも炙りが美味しい魚なので、4日目の生魚を炙りにして食べました。結論は「かなり美味しい!」です。4日目という日数で食べるのを遠慮する方が多いと思いますが、実際に食べると「美味しい」と言うと思います。
熟成魚を他の人に食べてもらう場合、以下の2パターンで食べてもらったとしましょう。
・食べてもらってから、「実は4日目の魚」と告げる。
・「実は4日目の魚」と告げて、食べてもらう。
前者は「美味しい!」と言ってから「4日目!?」驚くパターン、後者は「怖いから遠慮しとく~」と食べない方もいるのではないでしょうか。私も生魚が日持ちするって知ったのは数年前だし、実際に数日間寝かした方が美味しい魚って沢山あるようです。
午前中にスーパーにいくと生魚が売っているので、捌ける人は試した方がいいと思います。
捌けない人は捌く練習しましょう!
ほんと、美味しいですよ!
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